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トップページに大阪府環境・農林・水産分野の報道発表リストを掲載しています

2013年11月13日

オープンのWEBサイト、トップページ部分に、地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所がRSS配信する、環境・農林・水産分野の報道発表リストを掲載しました。
(大阪の環境ニュースの下欄)
http://www.npo-open.org/
常に新しいものから5件取得掲載しています。
ご参考下さい。

OPEN(NPO法人 大阪府民環境会議)意見交換会

2013年08月26日

6月15日(土)、大阪府立環境情報プラザ 研修室にて、OPEN(NPO法人 大阪府民環境会議)意見交換会が開催されました。

会ではまず、新川達郎氏(同志社大学大学院教授/OPEN監事)による話題提供が行われました。

新川氏は、全国で広がった環境協働の事例や環境保全の例などをふまえ、そのあり方、プロセスなどについての考察を述べられました。
「それぞれの団体・専門家のみで物事に当たることは、専門の“タコツボ”に入ってしまうことが多い。しかし協働によって、お互いに足らない部分を補い合うことができます。注目すべきは、震災復興に、さまざまなNPO団体やNGOが協働していることです。 たとえば企業や工場などがつぶれて沈んだ海は、化学物質などで汚染されている状況がありますが、行政が単独でできる対処には限界があります。そんな中、市民の暮らしを支えるべく、NPO団体ベースで活動が活発化しています」
「市民の暮らしを市民・公・企業が支えあうことが大切です。社会には、市場原理に任せても解決しないことが多い。協働によって、市民のニーズにこたえることができます」

「市民の暮らしを市民・公・企業が支えあうことが大切です。社会には、市場原理に任せても解決しないことが多い。協働によって、市民のニーズにこたえることができます」

「また、担い手としてのNPO団体は増加傾向にありますが、 “具体的にどうやって、問題解決に当たればいいのか分からない”という団体も多い。」

「単独でやるより、ネットワーク力を活かし、専門家とも力を合わせることで、1+1を2以上にしましょうという協働です。何よりも、このネットワークづくりが大切であり、情報交流と情報交換を積極的に行うことが、重要です。そういう意味で、このOPENというネットワークを中心とするNPO団体は、非常に貴重な存在であると言えます」

全体を俯瞰し、つきあいのないところとも積極的に新しい出会いを求めていくことが大切です、と新川氏は締めくくりました。

その後、会は意見交換会へと移りました。
木内氏の進行でOPEN参加団体のメンバーら10名を加え、活発な議論が行われました。 各団体の取り組み事例などについて紹介されたほか、現在、各団体に存在するネットワークについても意見交換が行われました。

 

協働のあり方
「個人・企業・団体を中心に取り組み、行政がバックアップしていく形が望ましい」
「いまだ、個別的に活動を行っているが、今後、協働の流れをつくっていきたい」
「環境は、すべてがリンクしている。この考え方はとても重要。個人の功績は関係がなく、一般の人々が普段の生活の中から、知恵を持ち寄ることが大切」

気づきの機会をいかに持てるかが、重要
また、座長の新川氏は、老人会など、まちで形骸化・衰退している団体についても、問いを投げかけました。
「それぞれの組織がミッションを見失っている。参加の意味がなくなってきている。きっと現在の状況に合わなくなってきているのだろう。変化する世の中の必要性に、どう応えていくのか、それが大切」

「それぞれの団体の役割を見直し、団体相互にコミュニケーションをとる。そういった機会がなかなか自然には持てないので、無理やりにでも機会をつくる。そこに行政も関わっていく必要がある。なかなか、役所の理想論では、物事は走っていかないもの。市民の方々の力で変えるしかない。あきらめずに、言い続けるしかない。アプローチし続けることだ」

参加者の感想
「市民がどう関わっていくかが大切だということに、たくさんの気づきがありました。このOPENは、民間ネットワークとして、モデルケースになりうる存在だと再認識しました」
「情報交流に大きな意味があると知りました」
「一人の力では追いつかない。協働が大切ですね」
「難しくても、市民が集まって、やれることからやっていくしかない」
「企業とも、イベントだけではなく、普段から一緒に協働ができたらいいと思います」
「やめる人もいますが、新しい出会いもある。活動の再評価も行っていくことが大切です」

最後に、小原理事長が挨拶し、以下のようにしめくくりました。
「私たちの活動テーマは生きています。行政は生きもの、環境も生きもの、個人も団体も生きものです。和をもって行動することが大切です。しかし、時として情報は暴力的であり、精査するのは自分の問題ですから、線を引くという勇気も重要です。新しいものへ勇気をもって、同じ気持ちで向かうという、OPENのフィロソフィーは素晴らしいものだと思います。力を合わせれば、すごいパワーとなるはずです」

柏原環境フェアーを見に行くツアー

2013年05月17日

ごみゼロネット大阪からのお誘いです

柏原環境フェアを見に行くツアー

記念の10周年。堺第7-3区”共生の森 植樹祭”に参加しました

2013年03月04日

前日の荒天が嘘のような、天気に恵まれた3月2日に”ECOもんツアー”として植樹祭に参加しました。

2日の参加者は約500人。 植樹祭は3日も行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

30年以上前の産業廃棄物処分場がフェニックス計画として、負の遺産から、自然環境を復元し、かつ環境に負荷をかけないエコロジー産業の創造の場とすることでした。

広大な処分場に木を植えることで日本の山野のような自然環境にしていく活動が10年来続けられています。風や鳥が運んだ種で、草原となり、雨水が溜まり池や湿地帯として野鳥、渡り鳥だけでなく猛禽類、タヌキも生息する場となっています。

大阪府の管理下で、堺第7-3区を「共生の森」(100ha)とする活動が府民協働で進められています。初年度(2003年)の2000本の植樹からはじまり、毎年植樹を続けています。

今年は20以上の企業など約500名が参加し、柾(マサキ)、黒松、欅(ケヤキ)などを、5名1グループとなり、指定されたサークルの中に高木や低木など取り混ぜて植えていきました。現在までに、49種2万本以上が植えられています。

 

 

 

 

 

 

 

日本野鳥の会大阪支部は双眼鏡や望遠鏡を使っての野鳥観察会を開き、いろんな野鳥を見ることができました。

この共生の森「ちぬみ山」からの眺めは、大阪湾を一望でき、LNGタンク基地、大型タンカーの往来があり、メガソーラーがありと、日本のエネルギーの現状を考える場でもあります。 報告:山口百合子

 

 

 

 

 

 

 

※現地は産業廃棄物処理場のため個人では立ち入ることはできません。共生の森づくりの活動が年間を通じてありますので、興味のある方は、大阪府民環境会議にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ECOもんツアー(第2回) ”鵜殿でヨシ刈” (その1)

2013年01月21日

◇◇ ECOもんツアーの第2回目は、高槻市の鵜殿ヨシ原でのヨシ刈です。淀川のヨシ原は里山と同じように、人々の暮らしと関わり、豊かな自然を育んでました。そんなヨシ原も今では激減しています。希少なヨシ原を保全している「鵜殿ヨシ原研究所」のご案内でヨシ原保全体験をしました!! ◇◇

2013年1月20日(日)暖かい陽ざしの下、参加者11名がヨシ刈体験に臨みました。当日はSAVE JAPANプロジェクトの開催日であったため合流する形で総勢約(50名)のイベントとなりました。

集合は国交省淀川河川事務所山崎出張所

   

 

 

 

 

ヨシ原へ出発!

事務所から徒歩10分ほどでヨシ原へ

3~4mの高さのヨシが繁る。穂先が茶色いのがヨシの特徴

 

いよいよ作業開始!

●事前に刈られたヨシを束ねる
1.穂先を揃えてヨシを並べます(分量は束ねた時に直径が20cmくらい)
2.穂先付近、真ん中あたり、刈り取り部付近の3カ所をわら縄で縛ります。
穂先から20cmほどのところをわら縄で縛ります

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヨシ束を運び出す

視界が町なかと全然違う。ひーろびろ!